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TAKE ACTION Week!開催レポート
2024.11.27 news
アビスパ福岡は、2024明治安田J1リーグ第35節柏レイソル戦(11月3日(日)15:0キックオフ/ベスト電器スタジアム)にて、2023年より推進する社会連携プロジェクト『FUKUOKA TAKE ACTION!』の取り組みとして、ホームゲームを通した社会連携(シャレン!)イベント『TAKE ACTION Week!』を初開催いたしました。当日は、のべ2,000名以上の方にご参加いただきました。
■『TAKE ACTION Week!』とは:
アビスパ福岡では、2023年より社会連携型パートナーシップ「シャレンパートナー」と、シャレンパートナー企業や自治体と連携してコミュニティで社会課題を解決するためのプロジェクト『FUKUOKA TAKE ACTION!』を発足しています。
今回の『TAKE ACTION Week!』を開催する目的は、昨年より継続して実施してきた『FUKUOKA TAKE ACTION!』の様々な取り組みの1つの集大成として、アビスパ福岡のホームゲームの1日を通して様々な参加型のイベントやワークショップを開催することにいたしました。このイベントをキッカケに、数多くのファンサポーターの皆様、パートナー企業や自治体の皆様、学生や教育機関、各種団体の皆様が、「きっと誰かがやってくれる」ではなく、1人1人が“社会課題の当事者”として「自分にできること」をアビスパ福岡と共に考えアクション(=一歩踏み出す)を起こし、“明日以降の日常”の意識と行動を変えていく第一歩となることを願い、『TAKE ACTION Week!』を開催することになりました。
■当日の様子:
イベント、ワークショップ参加者に『TAKE ACTION ユニフォーム』のプレゼント
3つのイベント(ホームタウンクリーン大作戦/救命救急AED講習会/インクルーシブスポーツ体験)のいずれか1つへの参加、またはイベント広場での7つブースイベントのうち3つ以上参加した方に先着で1,000名に“一歩踏み出した証明”として「TAKE ACTION ユニフォーム」をプレゼントしました!『TAKE ACTION Week!』の開催趣旨に共感いただいたパートナー企業様のご協賛により、製作が実現いたしました。ご協力に心より御礼申し上げます。
【イベント】ホームタウンクリーン大作戦〜目指せ!海ゴミゼロアクション〜presented by 海と日本プロジェクト in ふくおか
シャレンパートナーでもある『海と日本プロジェクトinふくおか』と共催のイベントで、「海ごみをゼロに!」を合言葉に清掃活動イベント「ホームタウンクリーン大作戦」を実施しました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・C H A N G E F O R T H E B L U E」の一環で開催し、パートナー企業の従業員や近隣住民、ファン・サポーターなど184名に参加いただき、海ゴミの8割は陸上からのゴミであることをことから、福岡空港からベスト電器スタジアムまでの道中での清掃活動を行いました。
また当日は、アビスパ福岡公式アンバサダーでもあるHKT48所属の豊永阿紀さんにも参加いただき、クリーン活動終了後、ベスト電器スタジアムイベント広場ステージにてアビスパ福岡の川森敬史会長とのトークイベントも実施いたしました。
【イベント】「命をつなぐアクション!救命救急A E D講習」presented by 東京海上日動火災保険株式会社福岡支社久留米大学病院
ベスト電器スタジアム内のミックスゾーンにて、久留米大学病院をはじめとした循環器や救急を専門とする医師や看護師の皆様にご協力をいただき、A E D講習会を開催しました。
事前申し込みをいただいた90名(各回45名)の方に、このA E D講習会を通して、大切な人の命を守るための行動や知識を身につけていただき、ご参加いただいた方には「P U S Hプロジェクト講習会 受講書」を発行してお渡しいたしました。
【イベント】インクルーシブスポーツ体験会
ベスト電器スタジアム地下体育館にて、61名の方にデフサッカー(聴覚障がいのある人が行うサッカー)・車いすソフトボールの2競技を体験いただきました。スペシャルゲストとして、デフサッカー日本代表の松元 卓巳選手、車椅子ソフトボールチーム岡山フェザントスに所属する松原夏さん、知的障がい者サッカークラブ クオッカの日本代表選手の皆さんにもご参加いただき、様々なパラスポーツ体験を通して、障がい・世代・性別の垣根を超えたスポーツの楽しさ、相手を思いやるリスペクト、誰も取り残さない街づくりの実現に向けて約1時間の交流機会を創出いたしました。
【ブース】TAKE ACTION ワークショップ(一部)
- ①海洋プラスチックごみ回収体験「ステハジSDGs」ブースpresented by 株式会社O S Gコーポレーション
- 特設ブースに登場した「小さな砂浜」で、1人30秒、スコップとザルを使って砂浜に埋もれた「海洋プラスチックごみ」を回収し、それぞれの年代に分かれて回収量を競い合い、サステナブル体験を楽しく体験していただきました。回収する海洋プラスチックごみは、過去にアビスパ選手も参加したクリーン活動にて回収したものを使用しました。ブースには800名以上が立ち寄り、約500名の方が海洋プラスチックの回収体験を行い、「海ゴミ」の現状やサスティナブルについて学んでいただきました。
- ②福岡よか街探検隊!プロジェクト presented by ユニタビ
- 2024シーズンより実施しているスポーツツーリズムを通した地域活性化を目的としたシャレンプロジェクト第2弾『福岡よか街探検隊プロジェクト!』のキャンペーンブース。当日『ユニタビ』アプリをダウンロードし、チケット登録をしていただいた先着200名にオリジナルマイボトルをプレゼントしました。マイボトルを持って、街を様々な「よかとこ」を周遊していただくことを目的としています。
- ③アップサイクルワークショップブース presented by ネクスウェイブ株式会社
- パンクしたボールや以前使っていたボールを、キーホルダー(Key ball der)として蘇らせるアップサイクルワークショップを行い、創造的再利用という手法で再起させアップサイクルの考え方を浸透させるために行いました。
- ④ソニーストア福岡天神CurioStepブース presented by ソニーストア福岡天神
- CurioStepでは、子どもたちの好奇心や個性を育み、世界を動かす夢とチカラになるようにさまざまな教育プログラムを展開しており、今回は紙コップでスピーカーを作るワークショップを行いました。
- ⑤福岡市環境局×アビスパ福岡ブース(デカポmyスコア)presented by 福岡市環境局
- 特設ブースにて、ご参加いただいた皆様の年間CO2排出量を測定していただき、ご自身が年間の生活の中でどれくらいのCO2を排出しているのかを理解する機会を設けました。また、掲示されている金森選手、岩崎選手、佐藤選手の事前に測定した年間CO2排出量に近い数値の方には、先着30名にサイン入り色紙をプレゼントしました。その他にも雑がみを利用した選手への応援メッセージの記入、エシカル消費に関するクイズを実施しました。
- ⑥フードドライブ大作戦!ブース presented by 福岡市環境局
- 福岡市役所が実施しているフードドライブ大作戦!と連携し、ご家庭で食べきれない未開封の食品を集めて、フードドライブ団体を通じて子ども食堂や自立支援施設、障害者施設、被災地支援などに提供いたしました。当日は、137名にご参加いただき、263個の食品を回収することができました。総量としては、62.9キロとなりました。回収した食品は、福岡市フードドライブキャンペーン運営事務局経由で11月15日(金)までに「フードバンク福岡」への持ち込みが完了しております。
- ■福祉雇用創出プロジェクト:
- 当日の運営には、福岡市内3つの障がい者就労継続支援事業所の利用者の皆様にも運営スタッフとして参加いただきました。プロスポーツ運営を行うスタジアムでの現場を通して、多くの方が社会で活躍できる環境を創出することを目的に、今回のイベントより新たに雇用創出プロジェクトがスタートいたしました。当日は10名の方にご参加いただき、ブース運営やスタンプラリーの受付業務に携わっていただきました。業務後はアビスパ福岡のホームゲーム観戦を楽しんでいただきました。
- ■『TAKE ACTION Week!』運営メンバー:
- 当日は、アビスパ福岡シャレンインターンの学生をはじめ、令和健康科学大学、九州産業大学人間科学部1年生、日本経済大学サッカー部、シャクルの福岡出身メンバー(東京を中心に活動する学生団体)といった様々な福岡県内外の大学生の皆様、そしてアビスパDAOのメンバーに『TAKE ACTION Week!』の運営をサポートいただきました。ご協力いただき、心より御礼申し上げます。
- ■TAKE ACTION Week!特別協賛企業:
- この度、『TAKE ACTION Week!』開催にあたって、下記企業様よりご協賛をいただきました。開催趣旨や想いに賛同いただき、改めて御礼申し上げます。
株式会社Paidy /株式会社D-tieco
ネクスウェイブ株式会社/株式会社紙資源/国分九州株式会社/ラッコ株式会社/大和リース株式会社/ソニーマーケティング株式会社/ユニタビ/福岡市 - ■今後に向けて:
- アビスパ福岡では、引き続き『FUKUOKA TAKE ACTION!』を軸にパートナー企業や自治体、教育機関など各種団体の皆様、そしてファンサポーターを中心とした市民の皆様と連携しながら、様々な社会課題に対してのアクションを継続して推進してまいります。『TAKE ACTION Week!』に関しても、2025シーズン以降も規模を拡大しながら継続して実施予定で準備を進めています。
- ■新規スポンサー募集:
- アビスパ福岡では引き続き、事業・活動を共創していただけるスポンサー企業様(シャレンパートナー)を募集しております。
アビスパ福岡では、【共育】【社会】【まちづくり】という3つのテーマを軸に、『日本で一番社会課題が集まってくるサッカークラブ』を目指して、福岡の街や社会に溢れる様々な課題の解決を行っています。
・アビスパ福岡を使って地域貢献したい。
・社会貢献企業としてブランディングしたい。
・SDGsの重要性は理解しているが実践出来ていない。
・様々な企業、団体と共創して課題解決したい、マッチング機会を求めている …など
上記のような課題をお持ちの企業の皆さまは、お気軽にお問い合わせください。
アビスパ福岡と共に社会貢献や地域連携の活動を推進して頂ける企業様や、アビスパ福岡とのスポンサーシップご興味をお持ち頂いた企業様は、下記お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
■アビスパ福岡パートナーページ:https://forcdn.avispa.co.jp/partner/
■アビスパ福岡シャレンプロジェクトページ:https://avispasyaren.com/