アビスパ福岡では、２０２３シーズンよりスタートしました社会連携（シャレン）プロジェクト「FUKUOKA TAKE ACTION！」の取り組みとして、２０２３明治安田生命J1リーグ第３４節サンフレッチェ広島戦（１２月３日(日)１４：００キックオフ/ベスト電器スタジアム）にて、福岡大学学生団体（ASO）主導で、様々な事情を抱え学校に通えない子どもたちが安心して社会と向き合える機会づくりを行う取り組み『ミライプロジェクト』の発足と、フリースクールに通う子どもたちの職場体験ブースを出展いたしますので、下記の通りお知らせいたします。

また、大学生主体の本企画には、学生の想いに共感を頂いた「オフィシャル・シャレンパートナー」企業の皆様による「ワークショップ運営協力」や「子どもたちの観戦チケットやグッズのプレゼント」にご協力を頂くことになりました。多大なるご協力、心より御礼申し上げます。

■イベント内容：

【イベント名】　「ミライプロジェクト」フリースクール職場体験ブース
【イベント概要】　一般の来場者様を対象とした「海洋プラスチック干狩り」、「ボッチャ体験」、「クリスマスオーナメント製作」など、３つのシャレン体験ブースにおいて、フリースクールに通う不登校の子どもたちが運営に参加し、職業体験を実施 いたします。
【開催日時】　２０２３年１２月３日（日）１０：３０～１３：３０
【開催場所】　ベスト電器スタジアム1階イベント広場
【運営協力】　アビスパ福岡オフィシャル・シャレンパートナー

■ブース内容詳細：

①インクルーシブスポーツ「ボッチャ」体験ブース（参加制限なし：無料）
パラリンピック公式種目である「ボッチャ」の体験ブースを展開致します。９月のホームゲームにて、シャレンパートナー企業の皆さまを対象に実施した際に大盛り上がりとなった「ボッチャ」を、今回はスタジアムにご来場される皆様にも体験して頂きます。

②「ステハジ」プラ干狩り体験ゾーン（参加制限なし：無料）　supported by (株)OSGコーポレーション
スタジアムに「小さな砂浜」が登場し、サステナブル体験を楽しく体験して頂きます。持ち時間は1人３０秒。スコップとザルを使って、砂浜に埋もれた「海洋プラスチックごみ」を回収し、それぞれの年代に分かれて回収量を競い合って頂きます。

③クリスマスオーナメント製作ゾーン（先着１００名：無料）　supported by (株)阪急阪神百貨店 博多阪急
福岡市が取り組む「Fukuoka Green NEXT」の啓発活動として、クリスマスオーナメント製作を通じて森林を守ることに触れ頂くゾーンとなります。当日はオーナメントにお願い事を記入して実際にクリスマスツリーへの飾り付けまで体験して頂きます。

■子どもたちのスタジアム招待にご支援を頂いたシャレンパートナー企業の皆様：（※五十音順）

(株)OSGコーポレーション、(株)大和リース、(株)阪急阪神百貨店 博多阪急、(株)福岡地行、ユニタビ

▼以下、学生団体アビスパプロジェクト（ASO）からのコメント（※プロジェクトメンバーの学生が下記のリリース文も作成致しました。）

■アビスパ福岡公認学生団体ASOとは：

私たちは福岡大学経済学部の授業の一環でアビスパ福岡株式会社へインターシップを行っている学生団体、通称アビスパプロジェクト（以下ASO）です。今期のテーマとして、アビスパ福岡が新規発足させた社会連携プロジェクト「FUKUOKA TAKE ACTION！」の認知向上を目指した活動を実施しています。約2,000件にも上る街頭アンケート、ヒアリング等の徹底調査を通じてアビスパ福岡の未来に向けた活動を推進しております。

学生団体プロジェクト（ASO）

■社会連携プロジェクト「FUKUOKA　TAKE ACITON！」とは

「FUKUOKA TAKE ACTION！」は、福岡の地域課題に対して、アビスパ福岡のステークホルダーである企業や団体・自治体・学校などが連携して課題解決への一歩を踏み出す活動です。私たちASOはこの活動を通じて、福岡の街から日本を元気にするムーブメントを巻き起こしていくべく活動を推進しております。

■今回のイベント主旨

フリースクールに通う不登校の子どもたちを対象に「海洋ゴミでのアート作品づくり」、「ボッチャ体験」、「クリスマスオーナメントづくり」の3つの体験型コンテンツを体験して頂きます。また体験後には、一般の来場者の皆様を対象としたブースの運営にも参加してもらい職場体験を実施いたします。
最後にお仕事を頑張った子どもたちを試合に招待し、サッカー観戦を通じて夢と感動を与え、スポーツの面白さに触れてほしいと思っております。

■なぜ不登校の子どもたちなのか

私たちは、アビスパ福岡の「子どもたちに夢と感動を与える」というクラブ理念に基づき、子どもたちをターゲットしたイベントを実施したいと考えました。そこで、約1，000人の福岡市民の方を対象とした「地域課題」に関する街頭アンケートや、市役所や市議会議員の方などを訪問した調査を実施。その結果、「不登校」というキーワードが多く上がってきました。 そこで「不登校」に焦点を当ててみると、日本国内では不登校児が増加傾向にある現状を認識。社会ではコミュニケーション能力や協調性が求められる一方で、不登校の子どもたちは学校という学びの場を失うことにより、そのような能力を育み機会が損なわれたまま社会進出を迎えるのではないかと考えました。様々な事情を抱え学校に通えない子どもたちが安心して社会と向き合える機会を私たちが作り、学生の力で不登校の子どもたちの社会進出を後押しします。

■イベントを通して実現したいこと

子どもたちのコミュニケーション能力の向上、協調性を高め、社会への興味・視野が広がるきっかけを創出します。イベントでの経験が社会進出の後押しとなり将来、社会で活躍できるような人財を共育します。

アビスパ福岡では、大切な私たちホームタウンや社会に対して、1人1人ができる社会貢献のアクションの輪を広げていけるように、これからも積極的に社会連携（シャレン）の活動を推進してまいります。また、未来を創る学生のキャリア形成に貢献すべく、学生の皆さまの成長に寄与できるよう引き続き尽力致します。

【アビスパ福岡シャレンパートナー及び「FUKUOKA　TAKE　ACTION！」の概要】
https://www.avispa.co.jp/news/post-57744