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年末のご挨拶
2020.12.29 news
2020シーズン、コロナ禍においてもスタジアムに足を運んでいたただいたファン・サポーターの皆様をはじめアビスパ福岡を支えて下さった全ての皆様に対し心より感謝申し上げます。
リーグ優勝にはあと一歩及びませんでしたが、クラブ創設25周年の記念すべき年にJ1昇格を果たすことが出来ました。
皆様の温かいご支援にあらためて御礼を申し上げます。
さて、今シーズンは新型コロナウイルスの影響により、これまで誰も経験したことのない特別な一年となりました。
約4か月のリーグ中断、無観客での試合開催、入場制限、声を出せない応援スタイルなど、皆様にも大変なご不便、ご迷惑をお掛けしたことと思います。
選手も過密日程に加え、行動規制、感染予防によるコミュニケーション不足など、我慢やストレスを強いられ、体力的、精神的にもハードなシーズンとなりました。
一時は結果が出せず苦しい時期もありましたが、9月以降はチーム戦術が浸透し、これまでの積み重ねが結果として現れはじめ、クラブ史上最多の12連勝を含む15試合負けなしの記録を達成するなど、まさに「感動と勝ちにこだわる」戦いを体現してくれた長谷部監督をはじめ選手、チームスタッフに敬意を表します。
また、その勝利の裏には、試合運営に携わっていただいたボランティアの皆様、スタッフ、そしてご来場の皆様の感染症対策へのご協力があってこそ、ホーム21試合を無事に開催することが出来たと思っています。
さらには、この厳しい経済環境の中にも拘わらず、800社を超える企業・団体の皆様にスポンサードいただきました。
ほかにも、アカデミーOBプロジェクトメンバーによるクラウドファンディング、8月に実施したクラブ主導のクラウドファンディングへの資金のご提供など様々な形でお支えいただいております。皆様の心温まるご支援の積み重ねがJ1昇格へ導いてくれと思っております。本当にありがとうございました。
皆様への感謝の思いは、来年J1の舞台で活躍する姿をお見せすることでお返しできればと思っております。
そのためには、この年末年始はしっかりと準備し、来るべき2021シーズンを万全の体制で迎えたいと思いますので、どうぞご期待下さい。
そして、来シーズン皆様とスタジアムでお会いできますことを楽しみにしています。
末尾になりますが、最前線で使命感を持って新型コロナウイルスと日夜闘っていらっしゃる医療従事者の皆様をはじめ、日常生活に欠かせないお仕事に従事されているエッセンシャルワーカーの皆様のご尽力に敬意を表すると共に、皆様のご健康をお祈りして年末の挨拶とさせていただきます。
それではどうぞよいお年をお迎えください。
2020年12月29日
アビスパ福岡株式会社
代表取締役社長 川森 敬史