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[アビスパ福岡 J1昇格経済波及効果 123億6,500万円] 算出結果のお知らせ
2016.3.15 news
2016シーズンのアビスパ福岡の年間経済活動における経済波及効果が、尚美学園大学 総合政策学部 ライフマネジメント学科 スポーツ・マネジメント研究会(代表:江頭 満正)により123億6,500万円と算出されましたのでお知らせいたします。
■尚美学園大学 総合政策学部 ライフマネジメント学科 スポーツ・マネジメント研究会(代表:江頭 満正)による算出内容
2015年シーズンに井原正巳氏を監督に迎え、第4節から11戦無敗と戦績が向上し、夏の移籍期間にウエリントンを完全移籍で獲得し、アビスパ福岡はJ1昇格を果たしました。観客動員数も2014年106,303人から2015年182,450人へと増加させ経営状況も改善。2016年よりJ1にて試合を開催するなかで、メディアの注目度、対戦相手の変化、テレビ露出の増加など、様々な効果が期待されます。これによる経済効果を金額として計算いたしました。
アビスパ福岡がJ1クラブとして2016年を通して発生させる金額は123億6,500万円と算出されました。昨年10月に福岡県が発表した「ソフトバンクホークスが日本一になった時の経済効果が403億であったこと、宮城県が2016年1月に算出した「楽天イーグルスの年間経済効果」が206億円であったことと比較して、試合数の少ないJ1リーグという条件を勘案いたしますと、大きな経済効果であるといえます。また、アビスパ福岡の事業費の9倍以上の経済波及効果を生むことからも、非常に効率の高い経済活動であると考えられます。
摘 要 | 詳 細 | 金 額 |
観戦者消費 | ||
旅費交通費 | 15億5,000万円 | |
チケット購入 | 5億8,000万円 | |
対戦クラブ観客 | 5億6,000万円 | |
対戦クラブ消費 | 旅費交通費 | 4,100万円 |
メディア消費 | 制作費 | 8,100万円 |
旅費交通費 | 2,200万円 | |
事業費 | 13億7,200万円 | |
直接経済効果額 | 39億800万円 | |
経済波及効果(一次、二次) | 84億5,700万円 | |
経済波及効果総額 | 123億6,500万円 | |
雇用効果 | 396人 | |
税収効果 | 2億8,200万円 | |
算 定 方 法 | ||
・観客数/Jリーグ公式データ ・観客交通費/福岡県観光入込客推移調査 平成25年 ・チケット購入/Jリーグ公式データ ・対戦クラブ観客/Jリーグ公式データ、Jリーグ観戦者調査2014 ・メディア消費/福岡県観光入込客推移調査 平成25年 ・事業費/Jリーグ公式データ ・生産波及/ 総務庁 平成27年(2015年)産業連関表 観光庁 MICE開催による経済波及効果測定モデル |
※本報告書は、2016年3月3日現在の交通費などを基に算出しています。
※本報告書内の数値は、コンピューターの自動計算により四捨五入が行われているため、表記上合わない部分があります。
◇この件に関するお問合せ先
有限会社エクステンション
東京都港区赤坂6-3-1ASMビル3F
◇調査責任者
尚美学園大学 総合政策学部 専任講師 江頭 満正(えとう みつまさ)
TEL 049-246-2700
FAX 049-246-2531