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「生体認証技術を使った次世代スタジアム体験実証実験」の実施、及び 「福岡市IoTコンソーシアムxアビスパ福岡 スポーツテックワーキンググループへの参画」のご案内
2019.11.21 news
このたび、アビスパ福岡は福岡市IoTコンソーシアムと連携し、11月24日(日)に開催される2019明治安田生命J2リーグ第42節アビスパ福岡VS鹿児島ユナイテッドFC戦において、生体認証技術を使った次世代スタジアム体験実証実験を行うこととなりました。
また、福岡市IoTコンソーシアム内に、アビスパ福岡スポーツテックワーキンググループを立ち上げ、参画することとなりましたので、ご案内申し上げます。
お取り計らいの程よろしくお願い申し上げます。
【生体認証技術を使った次世代スタジアム体験実証実験について】
アビスパ福岡及び福岡市IoTコンソーシアムは、スポーツテック分野における実証実験の第一弾として、日本エアロスペース株式会社(代表取締役社長:谷村仁司、本社:東京都港区、以下「日本エアロスペース」、HP: https://www.j-aero.co.jp/)と連携し、世界最新鋭の生体認証技術を活用した次世代スタジアム体験実証実験を行います。
今回の実証実験では、2つの場面で日本エアロスペースが提供するIDEMIA社(本社:フランス・パリ、CEO: Yann Delabrière、以下「IDEMIA」)の生体認証技術を使用します。
①チケットレス・手ぶら入場
事前に登録されたお客様が生体認証によりチケットレス・手ぶらでスタジアムに入場いただけます。
②座席からの飲食物注文・引き取り
座席からスマホでスタジアム内の売店に飲食物を注文し、準備ができてから指紋認証で本人確認をすることにより待ち時間なしに商品を受領できます。
今回の実証実験で使用する非接触型高速指紋認証システムは、専用端末に指などを接触させることなく、片手をかざすだけで4本指の生体情報を同時に読み取り、認証を行います。
独自の非接触読み取り技術により、精密な指紋データをタッチレスで読み取るだけでなく、独自アルゴリズムを用いた高速処理によりハイスピードな認証が可能です。
また、従来より課題であった湿った/乾燥した指にも幅広く対応し、コンタクトレスのためセンサー部分に残る他人の指紋跡による誤認証などの問題も解消しています。
【福岡市IoTコンソーシアム(FITCO)】
2016年11月に設立された、データを活用した地域の課題解決の事例や知見を共有することにより,IoT関連分野における新製品・サービスの創出を促進する産学官によるオープンなコンソーシアム(代表者:国立大学法人九州大学名誉教授 村上和彰)です。
【アビスパ福岡×福岡市IoTコンソーシアムによるスポーツテックワーキンググループの立ち上げ】
アビスパ福岡と福岡市IoTコンソーシアムは、2019年7月より「アビスパ福岡を取り巻くすべての皆様をIoT活用して盛り上げる」をキーワードに、共同でワークショップ等を開催して、スポーツテック分野のワーキンググループの立ち上げに向けて継続的に勉強会を実施して参りました。
アビスパ福岡は、この度の実証実験を皮切りに、今後スポーツテック分野に関するワーキンググループの一員として、「コミュニケーション関連テーマ」「スタジアム満足度関連テーマ」の2つのテーマを設定し、企業・個人からアイデアを募る提案型のワーキングショップを立ち上げ、運営に参画して参ります。なお、ワーキンググループの立ち上げは2020年1月頃を予定しています。
将来的には、このワーキンググループで生まれたアイデアをアビスパ福岡の有するリソースを活用しながら実証実験等を通じて実用化させ、最新のデジタルマーケティングによるチケッティングや、スタジアムに来場されるファン、サポーターの皆様をはじめ、スポンサー皆様の満足度を向上して参りたいと思います。
そして、アビスパ福岡のみならずIoTを活用して地域社会に寄与するサービス提供を行うとともに、スポーツテック分野における新たな価値創造を行っていくことを目指して参ります。
~ワーキンググループテーマ~