試合コメント

開幕ゲームということで、スタジアムにたくさんのサポーターの方が駆けつけてくれて、今年のアビスパに対する期待というのもすごく感じました。
そういう中で開幕戦を勝利で飾ることができなくて本当にサポーターの方には申し訳なく思っています。
何とか勝利という結果を得たかったんですが本当に結果は残念でした。
ただ、選手たちは本当に0-3になってからでもゴールを取りに行く姿勢を最後まで見せてくれたと思いますし、90分間本当に走り続けてくれたと思うので、そこは前向きに捉えて次につながるものはあったという風に思っています。

結果が出なかったのは私の責任ですし、そこはしっかりとまた今日のゲームを分析、反省をして次に生かしたいと思います。
42分の1であることは確かなんですが開幕に良いスタートを切れなかったということを踏まえて、また次につなげていきたいと思います。

京都に関しては向こうのシステムなど含めて分析はしてきましたし、やり方というのはある程度、わかっていたつもりです。
ただ、今日は向こうがシステムを少し、うちに合わせてきたり、ボールもなるべく前線に早く放り込んでくるという形を敷いてきたので、そういう意味で逆にセカンドボールを拾えずに、前半はなかなかうちの良い攻撃というのはできなかったかなという風には思います。

失点に関してはセットプレー、注意しなければいけなかったんですが、今までトレーニングマッチなど含めて直接やられたことはなかったんですが、今日本番でああいう失点をしてしまったので、そのあたりは反省点になると思います。
若干、選手たちも硬さというものがあり、前半この雰囲気に少しのまれていたかなというところは感じました。

2失点目もケアしていた両SBにサイドを割られてSBに決められるという失点シーンだったんですが、あのあたりもケアはしていたんですが、そこを突破されたというところでは私の最後のところの詰めの甘さが出たのかなという風には思っています。後半、さっきも言いましたが布陣を変えたり、選手を代えたりしながら最後までゴールを奪いに行く姿勢は見せられたと思いますし、そういうところは評価して次につなげていきたいと思います。