U-18 試合結果 2023年8月

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U-18 結果 2023年8月

済州国際親善試合

日時
8/31(木)10:00KO
会場
西帰浦サッカー場

アビスパ福岡U-18 3 2 前半 0 0 西帰浦サッカーセンター(韓国)
1 後半 0
得点経過
7分 高田聖也
14分 サニブラウンアブデルハナン
77分 井上雄太

寸評

アビスパ福岡U-18は済州国際親善試合の三日目、韓国の西帰浦サッカーセンターと対戦しました。相手は4-4-2ベースで守備時に5-4-1に可変してきました。

我々はしっかりとボールを保持して、ゴール前へ迫りフィニッシュまで行けていました。時折カウンターを受けそうになりますが、DFがしっかりとリスク管理をしていたためカウンターを未然に防いで、2次攻撃3次攻撃と攻撃に厚みがありました。1点目は、右SBに入った池田獅大(DF22番)がアタッキングサードで鋭い縦パスを打ち込んで、高田聖也(FW13番)が相手DFのギャップにコントロールして素早くシュートを打ち、上手くミートできませんが、GKが弾いたボールをもう一度高田聖也が押し込みました。

14分にミドルブロックを敷いた位置から、サニブラウンアブデルハナン(FW32番)が相手CBからボールを奪ってそのままショートカウンターでフィニッシュまで冷静に決めてリードを広げました。

後半もボールをしっかりと握る展開でいつ3点目が来るかといった内容でしたが、フィニッシュの精度が低く、なかなかゴールが生まれませんでした。そんな中後半から入った、井上雄太(FW15番)がゴール前斜め45度の位置から見事なミドルシュートを決めて3点差に広げました。残り時間は少し体力的に疲労を感じさせる内容となりましたが、失点しないように最後までハードワークし、3-0で試合を終わらせることができました。

次戦:済州国際親善試合3日目
8月31日(木) [西帰浦サッカー場]
15:00KO アビスパ福岡 U-18 vs 大連選抜(中国)

済州国際親善試合

日時
8/31(木)15:00KO
会場
西帰浦サッカー場

アビスパ福岡U-18 3 2 前半 0 0 大連選抜(中国)
1 後半 0
得点経過
9分 井上雄太
10分 井上雄太
69分 前田一翔

寸評

アビスパ福岡U-18は済州国際親善試合の三日目、中国の大連選抜と対戦しました。試合開始から動きがよく、ボール中心の正しいポジションからスタートして攻守において圧倒していました。

相手は4-3-3で守備時は全員で自陣に引いて守り、攻撃はしっかりとビルドアップしてきました。我々は守備ではミドルサードでブロックで構え、アンカーを消しながら1stDFが決まれば連動してプレスをかけ、ボールが下がればDFラインも押し上げて、コンパクトな陣形を常に保てるように意識して守備をしました。守備も意識高くやれていて、ほとんど前進を許さない内容となりました。攻撃はボールを横や縦にとテンポよく動かして相手に捕まることなく、人とボールがしっかりと動いていました。9分にCBからFWへ縦パス、FWの落としをボランチが前向きにサポートし、もうひとりのFW井上雄太(FW15番)がボランチからのスルーパスに抜け出し相手GKとの1v1を冷静に流し込み先制しました。その1分後に右サイドを攻略した、右SH岩永創太(MF25番)がインスイングのクロスをファーサイドまで蹴り、プルアウェイの動きでファーに逃げた井上雄太がヘディングで2点目を決めました。

その後、攻撃は必ずフィニッシュまでいき、リスク管理をしっかりしてカウンターも受けない内容ではありましたが、これ以上スコアは動きませんでした。
ハーフタイムには中国チームのフィジカルコンタクトや、またその一つ一つのジャッジに対してレフェリーにクレームを言ったりとしていたところが少し見えていたので、すべて国際試合の経験として想定内のことであるので、後半は変化を見せてほしいと要求しました。

後半、相手はビハインドではありましたが、やることがそこまで変わっていなかったため、前半と同じく相手陣地で我々がボールを保持しながらの展開となりました。フィニッシュの精度が低かったのでゴールまで結びつきませんでした。チャンスの回数はたくさん作っていただけに69分のコーナーキックから前田一翔(FW16番)のゴールのみというのは物足りなさを感じました。

ハーフタイムに伝えたことは後半、意識はしていたが完璧ではありませんでした。アビスパ福岡というクラブの価値をオンザピッチに限らず、オフザピッチの面でもリスペクトされるように今後努めていきたいとこの試合を通して感じました。

次戦:済州国際親善試合4日目
9月1日(金) [西帰浦サッカー場]
16:00KO アビスパ福岡 U-18 vs チェンマイFC(タイ)

済州国際親善試合

日時
8/30(水)17:10KO
会場
西帰浦サッカー場

アビスパ福岡U-18 1 1 前半 0 0 西帰浦高校(韓国)
0 後半 0
得点経過
8分 前田一翔 

寸評

アビスパ福岡U-18は済州国際親善試合の二日目、韓国の西帰浦高校と対戦しました。済州は朝から大雨でキックオフ時間の直前は一時降り止んだかに思われましたが、キックオフと同時に大雨が再び振り始めました。試合開始から、前日の試合とは動きが見違えるほど変わって良くなり、西帰浦高校サイドのコートでサッカーをする時間が長く、圧倒した内容でした。相手は4-4-2のシステムから守備時に5-4-1に可変し、マンマークぎみの守備で対応していました。

我々はしっかりとボールと人が動き、相手の守備に捕まらないようにゴール前へ侵入して数多くチャンスを作り出して、8分にはショートカウンターで井上雄太(FW15番)から前田一翔(FW16番)へ繋ぎ、冷静にゴール左隅に流し込んで先制します。

その後は相手もガッチリと守備を固め、特にボールサイドの局面には人数をかけてプレスに来ていていました。時間が経つにつれて相手も攻撃の形を見せます。CBがペナルティエリア脇まで開く、特殊なビルドアップを仕掛けてきて、プレスのかけ方に選手たちが困惑していました。飲水タイム時に選手間でミーティングして特殊なビルドアップに対しての対策を話し合いピッチに向かいました。

そして飲水タイム後は相手のビルドアップを見事に阻止して試合開始時と同じように相手陣地でのワンサイドゲームとすることができていました。試合中の大雨は止む気配もなく、徐々にピッチには水が浮いてしまうコンディションとなってしまい、後半は、天候・ピッチコンディション不良により、両チームの話し合いにて選手の安全面を考慮して試合は中止となりました。雷が鳴っているとかではなく、選手たちの動きが良かっただけに最後まで試合をやらせてあげたかったところですが、言葉や文化が違う国際試合ならではの判断基準と感じました。良い経験となりました。

次戦:済州国際親善試合3日目
8月31日(木) [西帰浦サッカー場]
10:30KO アビスパ福岡 U-18 vs 西帰浦サッカーセンター(韓国)
15:00KO アビスパ福岡 U-18 vs 大連選抜(中国)

済州国際親善試合

日時
8/29(火)16:00キックオフ
会場
西帰浦サッカー場

アビスパ福岡U-18 3 2 前半 0 0 チェンマイFC(タイ)
1 後半 0
得点経過
2分 岩永創太
7分 三城怜虎
74分 サニブラウンアブデルハナン

寸評

アビスパ福岡U-18は、8月29日より韓国の済州で開催される、済州国際親善試合に参加し、タイのチェンマイFCと対戦しました。韓国遠征の初戦、前日の長距離移動によりメンタル、フィジカルコンディション含めて戦う準備ができていなかったという印象で、若干浮足立っていました。

試合序盤はチェンマイFCも4-4-2でハイプレスを試みてきましたが、我々はしっかりとボールを動かして、開始2分に右SH岩永創太(MF25番)が個のドリブル突破でいきなり先制しました。7分にはCKから三城怜虎(MF8番)が追加点を奪い、あっという間に2点差リードとします。そこからチェンマイFCは、4-4-2で中盤をダイヤモンドの形にし、2TOPも守備に参加し、4-6-0みたいな形でのリトリート守備に徹してきました。そこからは攻めあぐねた印象の強い試合展開となりました。

後半は選手も入れ代わりフレッシュな選手たちがアグレッシブにゴール前へ迫りますが、あと一歩ゴールには結びつかず追加点が奪えません。試合終盤CKからサニブラウンアブデルハナン(FW32番)が高い打点のヘディングシュートを決めて3点目を奪います。

試合はそのまま3−0でアビスパ福岡が勝利しましたが、AT3rdでの崩し・破る、フィニッシュが課題となりました。

次戦:済州国際親善試合2日目
8月30日(水) 17:10KO [西帰浦サッカー場]
アビスパ福岡 U-18 vs 西帰浦高校(韓国)

高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州

日時
8月26日(土) 10:00キックオフ
会場
福岡フットボールセンター

第10節

アビスパ福岡U-18B 3 1 前半 1 1 筑陽学園高校
2 後半 0
得点経過
3分失点
15分高田聖也
66分前田一翔
68分前田一翔

寸評

8月26日(土)福岡フットボールセンターにて高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023九州第10節が行われアビスパ福岡U-18は筑陽学園高校と対戦しました。

試合序盤、お互いDFをひっくり返して相手陣地でのサッカーを試みる中、筑陽学園のロングキックに対しての処理を誤り、押し込まれてしまいました。その流れで与えたCKから3分に失点してしまいます。

試合開始早々の失点で動揺してしまったのか、攻守において歯車が狂い始めます。守備では前線がプレスに行くがDFラインはロングキックを恐れてラインを下げてしまい、間延びした状態となりました。攻撃はDFラインからショートパスでビルドアップを始めますが、DFラインとボランチは受けに来て、SHとFWは長いボールを欲しがり、前へ前へとなってしまい、チームとしての方向性がバラバラとなっていました。そんな上手くいってない展開の中、楢崎佑馬(MF19番)からDF背後へパス。長くなってしまったボールを相手GKがキャッチミス。背後のボールへ反応していた高田聖也(FW13番)がこぼれてきたボールを左足で押し込み幸運なことに同点に追いつくことができました。

クーリングブレイクに入り、攻守において今までやってきたことを整理しました。クーリングブレイク後は、落ち着きを取り戻しましたが、逆転をするまでには至りませんでした。後半に向けて、ハードワークの意識をはっきり持たせて、中断期間に取り組んできた攻撃の部分を出していこうと話しをして送り出しました。

後半はボールを握る時間も長くなりゲームをコントロールすることができてきました。ペースを握るものの筑陽学園にしっかり守られていたので、流れを変えるべく、小浦拓実(DF2番)、井上雄太(FW15番)を投入。SB小浦拓実は持ち前の攻撃参加で左サイドを活性化し、ドリブルが得意な左SH西村活輝(MF10番)のサポートを強めて、西村活輝がボールを触る回数が増えてAT3rdへ侵入し始めます。

後半21分左サイドからのサイドチェンジで起点を一度右サイドに作り、右SB川井田稜弥(DF7番)から中央にいるボランチ三城怜虎(MF8番)へパス、三城怜虎はタイミングよくバイタルエリアへ受けに来た西村活輝へクサビを打ち込み、西村活輝はこれをスルーして、ゴール前で待ち構えていた前田一翔(FW16番)に収まり反転してシュート。シュートはDFに当たりますが、こぼれたボールにいち早く反応した前田一翔が右足つま先で押し込み逆転。

その流れで後半23分自陣からのFKを樺島勇波(DF24番)が前線へシンプルな縦ボールを蹴り、前田一翔が浮き球を胸でしっかりと収めて、前向きの岩永創太(MF25番)へ落とします。そのままDFラインの背後へスプリントして岩永創太がスルーパス。DFとの1v1を冷静に前田一翔かゴールへ流し込み、連続得点でリードを2点差へ広げることに成功します。そのリードを最後まで守りきり試合終了。勝ち点3を積み上げることができました。

中断期間にチームは攻撃をフォーカスし、積み上げてきました。試合序盤の失点後の時間帯のプレーを観ると、まだまだ公式戦のプレッシャーがかかる状態では、上手くできないことが確認できました。後半ぐらいボールを握って試合をコントロールできるようになるには、まだまだ精進が必要と気付かされる試合となりました。

[次戦]
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2023 九州 第11節
9月9日(土)10:00KO [島原市営平成町多目的広場]
アビスパ福岡U-18 vs 長崎総合科学大学附属高校  

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