第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 ノックアウトステージ
ラウンド8
- 日時
- 7月26日(金) 29日(月)
- 会場
- アミノバイタルトレーニングセンター宮崎 サッカー・ラグビー場 多目的広場
味の素フィールド西が丘(東京)
ラウンド8
アビスパ福岡U-18 | 3 | 3 | 前半 | 0 | 2 | 清水エスパルスユース |
0 | 後半 | 2 |
- 得点経過
- 18分 武本匠平
31分 池田獅大
39分 前田一翔
47分 失点
80+1分 失点
準決勝
アビスパ福岡U-18 | 1 | 0 | 前半 | 0 | 1 | 川崎フロンターレU-18 |
1 | 後半 | 1 | ||||
8 | PK | 9 |
- 得点経過
- 63分 中村環太
80+3分 失点
寸評
2024年7月26日(金)にアミノバイタルトレーニングセンター宮崎サッカー・ラグビー場にて、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会のノックアウトステージラウンド8が行われ、アビスパ福岡U-18は清水エスパルスユースと対戦しました。
グループステージからノックアウトステージに進み負けたら終わりの戦いとなりお互い慎重に入るかと思われました。我々は前日からの激戦での疲労からか動きが重く、我々の狙いとするハイプレスが機能しませんでした。相手はしっかりとビルドアップしてボールを繋いでくるスタイルで、ハイプレスをかけて相手を自由にさせずにと考えていましたが、上手く前線からのプレスがかからず、相手にスピードアップされてしまうことを考えて、ミドルプレスに切り替えて守備から入ることに切り替えました。個の戦術変更が功を奏して、18分ビルドアップから右サイドを攻略して、中央のサニブラウン・アブデル・ハナン(FW32番)にボールが入ります。インサイドのスペースにサポートの位置を変えていた武本匠平(MF22番)にサニブラウン・アブデル・ハナンが丁寧に落として、武本匠平が豪快なワンタッチシュートを決めて先制に成功します。勢いが出た我々は31分これまた右サイドを攻略して、最後はSBの池田獅大(DF5番)が右足を振り抜き追加点を決めます。前半も終了かと思われたアディショナルタイムにコーナーキックから前田一翔(FW9番)がヘディングで決めて前半で3点のリードを奪います。
ハーフタイムにはこのリードで油断することのないように気を引き締めて送り出しました。
後半も守備から入りましたが、相手のポゼッションの質が上がり、ボールを奪えずに守る守備を強いられ、攻撃はカウンター一辺倒になってしまいました。守備の時間が続く中、47分に一瞬の隙を突かれ、右サイドを突破されて失点してしまいます。その後も守備の時間が続き、我々の足も止まりだしてしまいます。守備の修正をかけるべく、選手交代をします。しかし修正が効かずに80+1分にPKを与えてしまい、2失点目を与えてしまいます。防戦一方となり残り時間もわずかのところ、足立陸矩(GP1番)を中心にゴール前で身体を張り、最後の最後をやらせないように頑張ります。何とか清水の猛攻を耐えて、3-2で試合が終了してベスト4へ駒を進めることになりました。
2024年7月29日(月)東京に舞台を移し、味の素フィールド西が丘にて、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会のノックアウトステージ準決勝が行われ、アビスパ福岡U-18は川崎フロンターレU-18と対戦しました。
我々は予選からアビスパ福岡らしく戦うことを変えずに挑み、ハイプレスで相手の攻撃の自由を奪うことをチャレンジしました。相手のテクニックで上手くボールを奪えずにハイプレスがかからずにミドルプレスでボールを奪えるようにと奪いどころを探しながら、構えていましたが、相手をゴール前へ侵入させないようにすることで精一杯になり、意図的に奪えず、ミス待ちの展開となりました。ミス待ちの展開の中、攻撃の時間はというとビルドアップを焦ってしまい、どこから侵入をするかを探らずに行きっぱなしになってしまい、簡単にボールロストしてしまって、守備の時間が長い前半となりました。
ハーフタイムには、もっとアグレッシブにプレーするために相手の攻撃を怖がらずに奪いに出ようと伝えて、守る守備から奪う守備へ修正をしました。攻撃に関して、個々が苦手なことをしてボールを失っているから、もっと得意なプレーをしていこうと背中を押しました。
後半はボールフォルダーへプレッシャーが掛かり始めて、全体が下がらずに攻撃に出ていけるようになりました。ボールを持ったら、しっかりと周りを観て、空いているスペースから攻めれるようになりました。その中でも左サイドの武本匠平(MF22番)が個人での突破でチャンスを作り出して、シュートチャンスが増えてきました。後半はチャンスの数、場面で言うと前田一翔(FW9番)が裏抜けからフィニッシュまで行きましたが相手GKに止められました。池田獅大も右サイドからの攻撃でフィニッシュまで行きましたが、相手Gkに阻まれました。連続してチャンスを迎えて、決定機を迎えました。武本匠平が左サイドを破って、インスイングのクロスを送ります。走り込んだ中村環太(MF28番)がヘディング、惜しくもポストに弾かれ、そのこぼれ球を前田一翔がシュートしますがこれをまた相手GKが弾きます。得点の匂いがしてきている中で、63分左サイドの攻撃で小浦拓実が駆け上がり中央にクロス送りますが、相手DFにクリアされます。クリアされたボールを甲斐竣大(DF4番)がヘディングで弾き返します。相手DFがクリアボールの処理を誤り、バイタルエリアにボールをこぼしてしまいます。このこぼれ球を中村環太が拾い、コントロールシュートを放ちました。GKはタイミングがずれた軌道のシュートを止めれずボールはゴールに吸い込まれました。防戦一方だった前半とは打って変わって攻勢にでた後半に待望の先制点を奪うことができました。
その後戦術的には特に変えずアグレッシブに戦いますが徐々に相手が追いつくために集中力を上げてきて攻撃のスピードが上がってきました。我々は時間を見ながら、守り切るシフトに切り替えるべきかをしっかり試合の状況を見ながら駆け引きしていきます。残り10分にまずはシステム変更します。相手も得点を奪うために選手交代やヘディングの強いCBの選手を前線に上げてきたりとなりふり構わずに変えてきました。アディショナルタイムに入るところで選手交代と再度システムの変更をと手をうちに出ますが、なかなかボールが外に出ることなく、80+3分に左サイドから良いクロスを上げさせてしまい、一瞬マークが緩んだ隙に走り込まれて点で合わせられたボールがゴールに入ってしまい、土壇場で同点となりました。
その後はすぐに試合が終了して勝負の決着はPK戦とつけることとなりました。
PK戦もお互いがしっかりと蹴ってゴールを決めて、9人目までもつれましたが、我々のキックが相手GKに止められてしまい、試合終了となりました。
ベスト4までの戦いで選手たちは成長しました。タフに戦い成長した選手にもう1試合させてあげれなかったことは残念でした。ただ選手たちはしっかりと走りアビスパ福岡らしく、アグレッシブかつスピーディーにプレーし、強い結束力を持って常に勝利を目指して戦いました。アカデミーの歴史を変えようと意気込んで頑張ってきた選手たちの挑戦はベスト4で終わりましたが、選手たちは力を出し尽くしたと思います。胸を張って博多に帰れると思います。
最後にこの日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会に参加するにあたり、沢山の方からのご支援を賜りました。また味の素フィールド西が丘では関東のアビスパサポーターの方々のお陰で素晴らしい雰囲気の中、サッカーができた選手たちは幸せだったと思います。引き続き選手たちの成長を見守って下さい。応援してくださった皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました!
第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 グループステージ
- 日時
- 7月22日(月) 23日(火) 25日(木)
- 会場
- アミノバイタルトレーニングセンター宮崎 サッカー・ラグビー場 多目的広場
Dグループ第1日
アビスパ福岡U-18 | 2 | 1 | 前半 | 0 | 1 | ベガルタ仙台ユース |
1 | 後半 | 1 |
- 得点経過
- 17分 前田一翔
46分 失点
68分 藤川虎三
Dグループ第2日
アビスパ福岡U-18 | 2 | 1 | 前半 | 0 | 0 | 横浜Fマリノスユース |
1 | 後半 | 0 |
- 得点経過
- 33分 前田一翔
70+2分 サニブラウン・アブデル・ハナン
Dグループ第3日
アビスパ福岡U-18 | 2 | 1 | 前半 | 1 | 1 | 柏レイソルU-18 |
1 | 後半 | 0 |
- 得点経過
- 15分 失点
27分 前田一翔
51分 楢崎佑馬
寸評
2024年7月22日(月)にアミノバイタルトレーニングセンター宮崎多目的グランドにて、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会のグループステージ1日目が行われ、アビスパ福岡U-18はベガルタ仙台ユースと対戦しました。
試合は選手たちの気持ちが入り、立ち上がりから相手にプレッシャーをかけていきました。ハイプレスをかけて相手を自由にさせず、攻撃でも鋭くショートカウンターを仕掛けてシュートチャンスを作ります。17分池田獅大(DF5番)がボールを奪い、DFライン背後へ絶妙なパスを通します。パスを受けた前田一翔(FW9番)が抜け出してシュートを打ちます。ボールはGkに弾かれますが、こぼれ球をサニブラウン・アブデル・ハナン(FW32番)が押し込み先制します。その後もチャンスを作りますが、追加点は奪えませんでした。後半10分にペナルティエリア内のファウルが退場の判定になり、PKを献上して決められてしまいます。同点とされ、1人少ない状況で残り25分を戦わなければいけなくなりました。選手システムと慌ただしく変えていく中、選手たちは慌てることなく、チャンスも作り出し勝ち点3を諦めずに戦っていました。残り2分CK、キッカーの楢崎佑馬(MF10番)がファーサイドへ蹴ったところ、途中出場の藤川虎三(DF25番)が高い打点のヘッドで待望の決勝点を決めました。最後はチームみんなでリードを守り切って、初戦を勝利で終えることができました。
グループリーグ
2戦目は23日(火)に行われました。アビスパ福岡U-18は横浜Fマリノスユースと対戦しました。連戦ということで立ち上がりは身体が重く、自分たちのやりたいことは上手くできていませんでした。トップチーム同様の4-3-3でしっかりと攻撃してくる相手に対して粘り強い守備で対応して試合を膠着させていました。33分のコーナーキックはニアへ低くて速いボールが入って、前田一翔が少し触ってコースを変え、ボールはファーポストにあたりゴールに吸い込まれました。1点リードの中じょじょに時間が経過して守り切るシフトに切り替え、試合を終わらせようとした70+2分にサニブラウン・アブデル・ハナンのカウンターアタックが決まり、ダメ押しとなりました。2-0プラン通りの勝利となりました。
グループリーグ3戦目は、グループ首位に立つ我々は勝ち点1でもノックアウトステージ進出が決まる状況での試合となりました。
最終戦は柏レイソルユースとの対戦でした。選手たちはグループステージ突破に向けてモチベーション高く試合に挑みました。相手はパワーがあり、且つ個人技に優れているという特徴がありました。今大会初の失点を先に許してしまう展開になりました。15分にクロスを折り返させてしまい、相手エースに高い打点でヘディングを決められてしまいます。しかし初の失点をしても選手たちは冷静でした。いつもと変わらずに自分たちの良さを出すためにハードワークして個人個人がチームを支えました。そこから27分に武本匠平(MF22番)が左サイドを起点にスルーパスを出して、走り込んだ前田一翔が飛び出してきた相手GKをかわして無人のゴールへ流し込んで同点とします。ハーフタイムには相手はしっかりとしているので、強い気持ちを持つことと確認しました。後半は我々のパフォーマンスが上がり、高い強度を保ったまま試合を進めることができました。51分相手を押し込み、ボランチである楢崎佑馬がコースを突いたミドルシュートを放って、見事に逆転することができました。
グループステージを3戦全勝でノックアウトステージに進出することとなりました。
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024 福岡 第12節
- 日時
- 7月20日(土)12:00
- 会場
- 三菱ケミカルグラウンド
第9節
アビスパ福岡U-18B | 3 | 1 | 前半 | 0 | 0 | 九州国際大学付属高等学校B |
2 | 後半 | 0 |
- 得点経過
- 9分 前田 陽輝
70分 和田 駿佑
88分 吉松 優人
寸評
2024年7月20日(土)に三菱ケミカルグラウンドにて、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024福岡 第12節で九州国際大学付属高等学校Bと対戦しました。
これ以上の連敗は許されない試合となった今節は立っているだけでも体力を消耗しそうな非常に暑い中での試合となりましたが、試合開始直後から相手ゴールに積極的に向かうチームの強い気持ちが感じられる立ち上がりとなりました。するとその流れの中9分右サイドからの展開からボールを受けた山本順也(DF23番)が相手ディフェンスライン背後にタイミング良く抜け出した前田陽輝(FW20番)に絶妙なミドルパスを配球し一気にディフェンスラインを切り裂き、相手ゴールキーパーとの1対1を冷静に決めて先制点を奪いました。その後も長短のパスを交え相手を揺さぶりながら追加点を目指しましたが相手のブロックを崩せず得点とまではいきませんでした。逆に相手の狙いであるボールを奪ってからの素早いカウンター、ロングスロー含むセットプレーで押し込まれる時間帯もありましたがなんとか凌ぎ前半を1-0リードで折り返しました。
ハーフタイムに今後の展開における試合の進め方の理解とゴール前での崩しについて共有して後半に臨みました。
後半に入っても前半同様の展開が続き、次の得点がどちらのチームに生まれるかが試合の勝敗を大きく左右する状況で試合が進みました。また時間が経過するとともに暑さからの体力の消耗もあり、選手交代もお互いに慌ただしくなる中、70分右サイドで島山大輝(MF11番)が起点となりタイミング良くニアゾーンにランニングしてきた松浦拓夢(MF29番)へとつなぎそのまま中央に折り返し、ゴール前でフリーになっていた和田駿佑(FW35番)がダイレクトで合わせて待望の追加点を奪いました。終了間際の88分にも吉松優人(MF3番)の得点もあり、終わってみれば神谷悠心(GK12番)を中心とするディフェンダー陣も無失点に抑えることができ結果3-0で勝利することができました。
今節はここ最近の3試合で悔しい思いをした経験を活かせた試合となりました。今回の勝利で少しでも勝負に対しての拘りなど知るきっかけになったと思います。しかしリーグ戦の状況を含めて大きく変わった訳ではないので、次節までの1ヶ月少々の中断期間に成長できるように取り組み、成果と結果を出せるようにしていきたいと思います。
【次戦】
高円宮杯JFA U-18 サッカーリーグ2024 福岡 第13節
9月1日(日) 12:00KO
[飯塚高等学校G]
vs 福岡大学附属若葉高等学校
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ2024 九州第9節
- 日時
- 7月13日(土)10:00
- 会場
- 実相寺サッカー競技場(天然芝)
第9節
アビスパ福岡U-18 | 5 | 3 | 前半 | 0 | 0 | 大分トリニータU-18 |
2 | 後半 | 0 |
- 得点経過
- 2分 楢崎佑馬
3分 前田一翔
45分 前田一翔
64分 前田一翔
89分 楢崎佑馬
寸評
7月13日(土)実相寺サッカー競技場にて高円宮杯JFA U-18プリンスリーグ2024九州の第9節が行われ、大分トリニータU-18と対戦しました。
試合開始前から徐々に雨が降り出し、ピッチは濡れてボールが走る状況で試合は始まりました。ピッチコンディションに慣れる前に試合開始早々2分に先制します。右サイドのスローインから、井上雄太(MF15番)がクロスを上げ、ボランチの楢崎佑馬(MF10番)がゴール前へ入ってきてファーサイドでヘディングシュートを決めます。その先制点後すぐの3分に甲斐竣大(DF4番)から前線へフィードしたボールがスリップして、相手CBがボールの落下地点を見誤り、井上雄太がコントロールします。前田一翔(FW9番)が井上雄太からスルーパスを引き出して、相手GKとの1v1で一度はシュートを当ててしまいますが、リバウンドを押し込んで2点目を奪います。開始3分で2得点を奪い、チームに勢いが出ました。その後一進一退の攻防が続き、前半終了間際の43分にゴールキックからサニブラウン・アブデル・ハナン(FW32番)が空中戦で競り勝ち、ヘディングで前田一翔へスルーパスを出します。前田一翔はGKを観て冷静に決めて自身2点目、チームの3点目を奪ってハーフタイムに入りました。
ハーフタイムでは、修正部分の確認と点差で油断することのないように前半と同じ強度でやることを求めました。
後半の入り、点差からくる油断なのか少し動きが遅く見えましたが、そんな心配も必要ないくらいピッチ内で選手たちはコミュニケーションをとって、お互いを叱咤激励しながらプレーしていました。65分に左サイドを突破した武本匠平(MF22番)が左足でクロスを上げます。そのこぼれ球を拾って波状攻撃を仕掛けます。仕上げは池田獅大(DF5番)が見事なクロスを右サイドから上げて、ゴール前で待っていた前田一翔が頭で合わせて、この試合ハットトリックを達成します。試合を終わらせる時間帯の90分に楢崎佑馬がゴール前で4人をドリブルでかわしてダメ押しのゴールを決めます。試合は5−0のスコアで終わり、勝ち点3を積み上げることができました。
今節でプリンスリーグも前半戦が終わりました。7勝2敗の首位で折り返すことになりました。後半戦もアビスパ福岡U-18らしい戦いを見せて、選手一人一人が成長できるようにサポートしていきます。引き続き応援よろしくお願いします。
[次戦]
2024日本クラブユースサッカー(U-18)選手権大会グループステージ
7月22日(月)19:00KO [アミノバイタルトレーニングセンター宮崎多目的グランド]
アビスパ福岡U-18 vs ベガルタ仙台ユース
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024 福岡 第10節
- 日時
- 2024年7月6日(土)12:00
- 会場
- タイガーフィールド
第10節
アビスパ福岡U-18B | 1 | 0 | 前半 | 0 | 2 | 博多高等学校 |
1 | 後半 | 2 |
- 得点経過
- 54分 北薗 大海
56分 失点
80分 失点
寸評
2024年7月6日(土)にタイガーフィールドにて、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024福岡 第10節で博多高等学校と対戦しました。
前期が終わり後期のスタートとなった試合は前節の大雨の試合とは異なり非常に暑い中での試合となりました。お互いにリーグ第2戦目となり様子を伺いながらの立ち上がりとなりました。時間が経つにつれて相手のロングボールを多用してくる攻撃に対してヒヤリとする場面もありましたが、チャレンジ&カバーとプレスバックを明確にすることでボールを回収し、そしてボールを保持することでリズムが生まれて少しずつ攻撃の糸口がみえてきました。しかしサイドを起点とした攻撃からチャンスをつくり相手ゴールに迫るものの相手のブロックを破ることができず前半を0-0で折り返しました。
ハーフタイムに前節の反省でもある勝負に対するプレー、攻撃についての確認をして後半に臨みました。
後半に入り立ち上がりからひとつひとつのアクションの反応が少しずつ向上し、そろそろゴールが生まれそうな予感がする中54分吉松優人(DF3番)の背後へのパスに反応した前田陽輝(FW20番)がワンタッチで北薗大海(FW37番)へとつなぎ豪快にボレーシュートを突き刺し待望の先制点を奪いました。しかし喜びもつかの間その2分後の56分、気の緩みから相手に隙を与えてしまいあっという間に同点とされ振り出しに戻りました。前節非常に残念な敗戦となったこともあり絶対に負けられないという中、必死に得点を奪いに行くものの奪えずお互いに一進一退の状況が続きました。すると80分左サイドが起点となりクロスを上げられ豪快に頭で合わされて1-2と逆転されました。なんとかチーム全体で相手ゴールに向かうものの1点の壁は遠くホイッスルとなり結果1-2での敗戦となりました。
ここ3戦を3連敗と非常に苦しい中ではあると思います。しかしこの期間が将来サッカー選手として大きな成長になるための試練と捉えて歯を食いしばって次の試合に向かいたいと思います。
【次戦】
高円宮杯JFA U-18 サッカーリーグ2024 福岡 第11節
7月14日(日) 12:30KO
[飯塚高等学校G]
vs 高稜高等学校